柴犬の授業をはじめるぞい!「特徴・性格・飼いやすさ・しつけ・病気」
豆柴ちゃんが大人気よね。
トイプーの次くらいじゃな!
柴犬の特徴
特徴はこんな感じかな。
- とても忠実
- 勇敢
- 丸っこい
柴犬は日本古来の種類の犬種です。古くから日本人と暮らしてきた柴犬は猟犬として暮らしていました。
猟犬でいた頃の名残としてボール遊びや人形の引っ張り合いなどの獲物に見立てた遊びが好きです。
飼い主に対しては、とても忠実です。見たことのない人や犬に対しては勇敢に立ち向かっていく強い部分も持っています。見知らぬ人や、犬に対して警戒吠えをすることもあります。
柴犬の性格
- 触られる事はあまり好まない性格
- 自立心が強い
- 甘えない性格
- 我慢強い
猟犬時代の性格は飼い主や命令する相手がいなくても、目の前に獲物がいれば自分の意志で狩ることができる勇敢さ、自分の頭で考える賢さを持っていました。
自立心が強く自分の頭で考え判断できる力を持っています。そのため子犬の頃からしっかりと躾けないと飼い主の命令よりも自分の意思を優先してしまい言うことを聞かない気が強いと思われてしまう事もあります。
家族や飼い主への甘え方ですがベタベタとくっついてきて、撫でて〜と寄ってくるタイプではありません。近くにいるだけで満足できるタイプです。
しつこく触られる事はあまり好まない性格であることが多いと言われています。
性格的に我慢強く、賢いため、トイレトレーニングも1度覚えてしまえば失敗する事はありません。
その賢さがマイナスな部分として大きく出てしまうと非常に飼いにくいペットになってしまいます。家に来た時の最初のしつけが肝心です。
柴犬の飼いやすさ・しつけ
それぞれの性格もあるので断定はできませんが柴犬は犬を飼うことが初めての人にとっては少し難しい犬種といえます。
自立心が強く、自分の頭で考え判断する事ができるため犬自身に判断を任せてしまうと飼い主と犬の立場が逆転してしまうという事があります。
なかなか手強いのじゃ。
個体の性格によりますが、子犬の頃からその強い性格が表に出やすい犬種です。
飼い主がしっかりと家のルールを教え犬の上に立つことができないと犬は自分自身でルールを作ります。「ここには入ってきてはいけない」、「この時間帯は静かにしていなければならない」などルールは様々です。
そのルールを破ると、吠える、噛みつくなどをして元々の性格である自立心、防衛本能が良くない方向で働いてしまいます。
忙しく構ってあげられないと、自分でルールを作り上げてしまう可能性があるので、こまめに構ってあげるようにしてください。
また、極端な甘やかしも同じ問題を起こしてしまいます。柴犬の躾には時には厳しさも必要です。
犬を飼うことに慣れていない場合は、かわいいペットに厳しく当たる事は難しいかもしれません。
変に怖がらせてしまい、問題行動を助長させてしまう事もあります。どうしても手に負えなくなった時はプロの訓練士にお任せする事も視野に入れましょう。
有名な犬種ですし、他の人も飼っているから、と安易に手を出してしまうとうまく躾けられないケースもあります。
子犬の頃から十分に外の刺激を与え、社会勉強をさせてあげることが大事です。しっかりと躾けをすれば、立派なガードマンとなり家や飼い主を守ってくれる頼もしい存在になります。
柴犬のなりやすい病気や気を付けること
柴犬はそこまで病気を心配する犬種ではありません。
- 皮膚炎
- 心臓病
- 脱臼
皮膚炎に注意
皮膚炎の症状は全身に現れる可能性があるため、しっかりと観察してかゆい仕草をしていないか確認しましょう。
また、皮膚の色などもチェックしましょう。赤みが強くないか確認してください。
心臓病は高齢になると多くなる
高齢になると心臓病になりやすいため、疲れやすいと感じたり、咳などの症状がある場合は注意してください。
散歩やドッグランなどで息が上がるのが早くなったと感じた場合は、獣医に相談してみるとよいかもしれません。
脱臼が多い
柴犬は「膝蓋骨脱臼」が多いと言われています。足を引きずるなどいつもと違うと感じたら脱臼を疑ってみてください。
小型犬に多いですが、高いところからジャンプした時に脱臼する可能性が高いためちゅういしてください。
柴犬の食事について
柴犬は警戒心が強く、意外と繊細な性格の子も多い印象です。そのため、フードをいきなり変えてしまうと警戒して食べないという事もあるでしょう。
犬の体の調子や、食いつき具合を見ながら調整してあげるようにしましょう。フードを変える時は、現在食べているフードに少しずつ混ぜながら慣らしていくことをおすすめします。
食事の注意点としては、脂質を与えすぎては禁物という事です。柴犬は、とても運動が必要な犬種なので、自宅で飼っていると運動量が足りていない事も考えられます。
脂質が重要だからと食事やおやつをあげすぎてしまうと、太ってしまい、足腰に負担をかけたり、脂肪が内臓を圧迫してしまうなどの問題が出てきます。
ついかわいくて、たくさんおやつや食事をあげてしまいたくなりますが太りすぎには気をつけるようにしましょう。
食事と運動のバランスが重要です。運動をする事によって、犬の精神面も満たされます。
柴犬の授業を終えて
柴犬は勇敢じゃな。
博士と違って家族を守ってくれそうね。