ポメラニアンの性格は?飼いやすさは小型犬でも上位

ポメラニアン

ポメラニアンかわいいですね。性格とか飼いやすさはどうなのかな?

このような疑問に答える内容となっています。この記事では、ポメラニアンの特徴や性格、飼いやすさなど理解できるため、ポメラニアンを育てるのに役立ちます。

これからポメラニアンを飼いたい人、ポメラニアンを飼っている人に役立つと思います。最後までお読みください。

目次

  1. ポメラニアンの特徴
    • ポメラニアンはこんな犬
    • ポメラニアンの毛色の種類
    • かわいいだけじゃないポメラニアンの性格
  2. ポメラニアンの飼いやすさ・しつけ
    • ポメラニアンは甘やかしすぎに注意
    • ポメラニアンは子犬の時からのしつけが大事
  3. ポメラニアンがなりやすい病気・気を付けること
    • 小型犬に多い膝蓋骨脱臼に注意
    • 呼吸がおかしいと思ったら気管虚脱を疑う
    • きれいな被毛が皮膚病の原因となる可能性
  4. ポメラニアンにはどんな食事・ドッグフードがおすすめ
  5. まとめ

ポメラニアンの特徴

ポメラニアンお手

ポメラニアンの最大の特徴はゴージャスなあの毛並み。長い直毛のオーバーコート(上毛)と、柔らかく密集したアンダーコート(下毛)を持つ、ダブルコートの犬種です。ちなみにダブルコートの犬種は寒い地域で生まれた犬種が多いですね。

胸元や尻尾の飾り毛が特に豊かでフワフワと広がりを見せ本当にすごい。毛色の種類もすごい多い。サイズは5kgくらい。毛のボリュームがすごいため大きく見えますが小型犬です。たぬきっぽいのは間違いないです。

ポメラニアンはこんな犬

他にも以下のような特徴があります。

特徴

  • フワフワの被毛
  • 全体的に丸い印象を与える背中に向けて巻いている尻尾
  • 小さい頭や手足
  • 愛らしい丸い大きな目
  • 短いマズル
  • 小さな尖った耳

ポメラニアンの毛色の種類

毛色の種類

  • ブラック
  • ブラウン
  • チョコレート
  • レッド
  • オレンジ
  • クリーム
  • ビーバー
  • ブルー
  • ホワイト
  • オレンジ・セーブル(濃淡のあるオレンジ)
  • ウルフ・セーブル(茶色に黒)
  • ブラック・タン
  • パーティ・カラーと呼ばれる混色

かわいいだけじゃないポメラニアンの性格

活発で遊び好き、賢く頭が良い。飼い主さんの言うことも聞ける人気の犬種です。小型犬は警戒心が強い犬が多く、ポメラニアンも少し吠えやすい犬種です。

性格

  • 活発
  • 人が大好き
  • 飼い主に対しての忠誠心も強い
  • 頭の良い
  • 警戒心が強い一面もある
  • 吠えることもある。(犬ですからね)
  • 繊細
  • 寂しがり屋
  • 人に依存しやすい性質

ポメラニアンの飼いやすさ・しつけ

ポメラニアンの毛

ポメラニアンは頭が良く、飼い主に忠実なのでしつけがしやすく、本来飼いやすい性格の犬種です。

ポメラニアンは甘やかしすぎに注意

繊細で警戒心の強い性格が強く表れると、玄関のチャイムや外を通る車の音などに異常に反応しよく吠えることもあり、ご近所トラブルの元になる恐れもあります。<甘やかしすぎると分離不安になって吠えるようになったり、わがままになったりもします。

ポメラニアンは子犬の時からのしつけが大事

警戒心が強くわがままになると人に噛みつくことを覚えることもあるので、子犬のときからしっかりとしつけ、我慢をさせることが大切です。子犬のうちから社会化訓練をさせ、様々なものに慣れさせてあげると良いでしょう。

人が大好きなポメラニアンには叱るよりも、褒める、遊んでしつけるなどの方法が有効的。寂しがり屋で遊び好き。ブラッシングなどこまめなケアも必要。犬にしっかりと時間を使ってあげられる飼い主でなければ飼ってはいけないですよ。

ポメラニアンがなりやすい病気・気を付けること

ポメラニアンの住環境

ポメラニアンのなりやすい病気と、予防のために気を付ける点です。

小型犬に多い膝蓋骨脱臼に注意

膝蓋骨脱臼とは後ろ足の膝蓋骨、いわゆる膝のお皿と呼ばれる部分の骨が本来ある位置からずれてしまう病気。突然「キャン」と鳴いて足をひきずるような症状が見られます。重度のものになると手術が必要なケースもあり、早めに治療をすることが望ましいですね。

小型犬に多く見られますが、特にポメラニアンは中型犬を小型犬に改良されているので、膝蓋骨脱臼を起こしやすいのではないかと言われています。肥満は膝蓋骨脱臼の引き金になったり、症状を悪化させたりする原因になるので、体重管理が重要です。

またフローリングなどの床や、伸びすぎた足の裏の毛は滑りやすくなるので。日常生活でも気を付けてあげて、関節に負担をかけないようにしてあげましょう。

呼吸がおかしいと思ったら気管虚脱を疑う

他にポメラニアンに多い病気の一つが気管虚脱になります。肺へ空気を送る気管が途中で押し潰されてしまい呼吸がしにくくなってしまう病気です。はっきりとした原因は分かっていませんが、老齢や遺伝的要素などが挙げられ、ポメラニアン・チワワなどの小型犬に多いとされています。

運動後や興奮したときに、咳や「ガーガー」とアヒルの鳴くような呼吸をするのが特徴です。軽度の場合は一時的なもので治まりますが、重度になると呼吸困難やチアノーゼを起こす危険性もあります。気管の周囲が脂肪でさらに圧迫されないよう、肥満にならないようにすることが重要です。

きれいな被毛が皮膚病の原因となる可能性

ポメラニアンはアンダーコートと呼ばれる下毛が密生しているので、ブラシが根元まで届きにくくなっています。表面だけのブラッシングで済ませてしまうと、根本が毛玉になって皮膚炎を起こしてしまうケースがあります。ブラッシングはこまめに、しっかりと毛を掻き分けて行ってあげてください。

また被毛に関わる病気で、原因不明の「アロペシアX」と呼ばれるものがあります。別名「ポメラニアン脱毛症」とも呼ばれるほど、その過半数をポメラニアンが占めている病気です。

症状は左右対称の脱毛と、皮膚が黒くなる色素沈着。他の皮膚病と異なり赤みや痒みはないが、毛に艶がなくなり脱毛した部分の皮膚は乾燥しがちに。頭部や足は脱毛しない。美容上の問題と割り切れる場合には大きな治療は必要のない病気です。

ポメラニアンにはどんな食事・ドッグフードがおすすめ

ポメラニアンの特徴である綺麗な被毛を保つためには、良質なタンパク質が必要です。タンパク質は筋肉だけでなく被毛や皮膚を作る非常に重要な栄養素。タンパク質が不足すると、毛艶がなくなり、皮膚も乾燥しやすくなってしまいます。

犬は進化の過程で雑食になりつつあるとされていますが、元々の祖先はオオカミです。本来肉食であり、野菜や穀類の消化が苦手なので、動物性のタンパク質を主原料としているドッグフードが望ましいです。

ポメラニアンは病気予防のためにも肥満にならないように心掛けることも大切。そのためには良質な肉や魚が使われた低脂肪・低カロリーの食事を与えてあげましょう。被毛の美しさを保ち、炎症を抑える効果のある、EPAやDHAなども摂取したい栄養素です。

EPAやDHAはオメガ3系不飽和脂肪酸に分類され、体内で合成することができないため食事から摂取する必要があります。ドッグフードには、オメガ6系脂肪酸は含んでいても、オメガ3系脂肪酸を含んでいないものも多いので、成分表を確認して選んであげることをおすすめします。

また、ポメラニアンは涙ヤケが気になる犬種でもあります。涙ヤケは鼻涙管と呼ばれる管が詰まったり細くなったりするために起こるもの。添加物の多い食事はこの鼻涙管が詰まりやすくなるとも言われているので、添加物の少ない食事で改善されるケースもあります。

まとめ

ポメラニアンの特徴が理解できたでしょうか。小型犬全般に見られる警戒心はあるものの、比較的しつけしやすい犬種といえるでしょう。

被毛の手入れは大変ですが、皮膚病にならないようにしっかりお手入れしてあげましょう。