犬用レインコートの選び方。小型犬はポンチョタイプがおすすめ
雨の日に散歩すると汚れが大変。レインコートを着るとかなり違うかな?どんなレインコートがいいのかな?
今回はこのような疑問に答える内容となっています。
- レインコートの役割
- レインコートの選び方
この記事から学べることは上の2つの点です。犬にとって、とても楽しみな散歩の時間。飼い主さんにとっても愛犬と過ごす大切な時間ですよね。
ですが、雨が降るとお散歩に行けずがっかりしてしまうこともあるでしょう。特に梅雨の時期などは毎日のように雨が降り、なかなかお散歩に行けません。そんなときにあると便利なレインコートについて理解をして、レインコート選びに役立ててください。
目次
- 犬用レインコートの役割
- 犬のレインコートは雨を凌ぐ役割
- 犬にレインコートを着せると散歩の後のケアが楽
- レインコートを着せると寒さを防ぐ役割
- 犬用レインコートの選び方
- レインコートは少し大きめのサイズを選ぶ
- 着せやすいレインコートを選ぶ
- レインコートは犬が気にならない素材を選ぶ
- レインコートは少し目立つ色を選ぶ
- レインコートの手入れのしやすいものを選ぶ
- 犬が気にならない留め具を選ぶ
- 反射するレインコートを選ぶ
- 犬用レインコートの種類
- オーバーオール型レインコート
- ポンチョ・マント型レインコート
- フード付きのレインコート
- 犬がレインコートを嫌がると
- まとめ
犬用レインコートの役割
雨が降ると散歩に行かないという飼い主さんは多いですが、外でしかトイレをしないという犬もいます。そのような犬の飼い主さんたちは雨でも散歩に連れていきます。そのような飼い主さんたちはレインコートがあると助かるはずです。
簡単にレインコートの役割にはどのようなものがあるか考えてみましょう。
犬のレインコートは雨を凌ぐ役割
まず第一には雨を凌ぐことです。雨でもお散歩に行きたいけれど、愛犬を雨に濡らしたくないと思いますよね。そんなときに大活躍してくれます。人にとっては雨を凌ぐための雨具。犬にとってももちろん同じです。
犬にレインコートを着せると散歩の後のケアが楽
その他にも利点があるのです。雨の泥跳ねや汚れからも愛犬を守ってくれるので、自宅に帰ったときのお手入れがずいぶんと楽になります。また、犬の皮膚は濡れたままにしておくと皮膚病になりやすいものです。帰ったらしっかりと乾かしてあげてもらいたいのですが、ドライヤーの嫌いな犬は多いでしょう。なるべく濡れないようにしてあげられるので、犬のストレスも軽減できます。
レインコートを着せると寒さを防ぐ役割
さらには風を防ぐ防寒の役割もあります。晴れている日にわざわざ防寒のためだけにレインコートを着せることはないかと思いますが、雨が降って外が冷えるときには、愛犬の体温の保護の役割も果たしてくれますよ。
犬用レインコートの選び方
では、愛犬にぴったりのレインコートの選び方をご紹介します。次のポイントに気を付けて選んであげてくださいね。
レインコートは少し大きめのサイズを選ぶ
まずはレインコートの大きさです。愛犬に合った大きさの物を選んであげなければ、しっかりと雨を防ぐことができないので重要なポイントです。購入するときに「S/M/L」などとサイズが書いてありますが、同じサイズでもメーカーによって大きさは変わってきます。
できれば試着できると良いのですが衛生的なことも考慮し、あまり試着できるお店はないかもしれません。そこで愛犬の首回り・胴回り・胴の長さ・足の長さをメジャーで測っていくと安心ですよ。さらにレインコートの素材は、犬用の服と違い伸縮しません。ですから少し大きめの物を選ぶと良いでしょう。
着せやすいレインコートを選ぶ
形の違いや種類もいくつかあります。お散歩に行きたくて、テンションが上がっていると、飛び回るなどしてなかなか大人しく着させてくれません。機能性も重要ですが着せやすさも大切です。
レインコートは犬が気にならない素材を選ぶ
雨を弾くための物なので、撥水性のある素材が使用されています。そのためカサカサと音が鳴りやすく、犬が嫌がることがあります。素材選びにも気を配ってあげましょう。
レインコートは少し目立つ色を選ぶ
デザインもいろいろあり、数々の種類があります。もちろん雨に濡れないために着せるので、見た目よりは機能性を重要視したいところですが、やはり可愛い物を着せたいですよね。
小型犬用のレインコートにはとても可愛い物がたくさん。愛犬に似合う物を選ぶのも楽しみの一つです。また雨の日は暗いため、危険を避けるために少し目立つ色を着せる方が良いかもしれません。
レインコートの手入れのしやすいものを選ぶ
使用したあとはしっかりと洗って乾燥させる必要があります。お手入れのしやすさも選ぶポイントの一つになります。洗濯機で洗える物と洗えない物があったり、乾きやすさに違いがあったりしますので、そのあたりも選ぶときの目安にしましょう。
犬が気にならない留め具を選ぶ
フロント部分などの留め具にも着目してみてください。マジックテープの物もありますが、長毛の犬種の場合、毛が絡まってしまうこともあります。テンションが上がって暴れてしまう犬の場合は、ホックでは留めにくいこともあるでしょう。愛犬の性格や毛のタイプによって選んでも良いですね。
また極端に気にするような犬はポンチョのタイプもよいかもしれません。
反射するレインコートを選ぶ
少し前に目立つ色のレインコートについて触れましたが、反射テープや素材が使用されている物もおすすめです。夜散歩に行くと暗く、飼い主さんは見えても愛犬は車や自転車から見えていないケースもあります。愛犬の安全を守るためにも、反射素材が使用されている物はおすすめです。
犬用レインコートの種類
犬用のレインコートは大きく分けて2種類のタイプがあります。それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますのでご紹介します。愛犬にはどのタイプが合うか選ぶ際の目安にしてみてくださいね。
オーバーオール型レインコート
一つ目は、全身をすっぽり包むことのできるオーバーオール型の物です。足を通す部分があり、四本の足まで全部覆ってくれるので濡れる部分が少ないのがメリットです。ですが、体を覆う部分が多いので嫌がってしまう犬もいます。また、着脱に時間がかかることがデメリットとして挙げられるでしょう。
ポンチョ・マント型レインコート
ポンチョやマント型のレインコートは上から被せるだけで良いので、着せるのが非常に楽なことがメリットです。散歩に行きたくて落ち着かない愛犬にでも、楽に着せることができます。
ただし、覆っている部分は背中や胴体の部分だけですので、濡れやすいことがデメリット。雨量の多い日は地面からの跳ね返りでお腹の部分まで濡れたり汚れてしまうこともあるでしょう。自宅に帰ってからのお手入れが少し大変かもしれません。
フード付きのレインコート
犬用のレインコートには2タイプがありますが、それ以外のポイントとしては、フードが付いているか、ついていないかです。
フードのついている物は、頭も濡らさないようにできるので、外耳炎などを防ぐことができます。
ですが、どちらかというとフードは付いていないほうが多いでしょう。これは単純に犬が嫌がることが多いためです。フードの有無も愛犬にストレスがないか様子をみて判断すると良いでしょう。
犬がレインコートを嫌がるとき
普段から洋服を着慣れていない犬にレインコートを着せると嫌がることも多いもの。そんなときには、無理に着せることは止めましょう。せっかくの散歩も、嫌がってストレスになってしまっては意味がありません。
カサカサと鳴る音を嫌がっている場合もあるので、素材を変えてみるのも一つの手です。普段からご飯やおやつを利用して少しずつ慣れさせていくのも良いですね。どうしても嫌がるときにはレインコートを諦めて、雨の日の散歩のあとにはしっかりと乾かしてあげましょう。
まとめ
レインコート一つで散歩の後の愛犬の汚れ具合もかなり違います。毛が多いと乾かす時間もかかりますし、汚れ具合によっては全身シャワーで洗う必要があるかもしれません。レインコートを着用すると足を洗うのみですむかもしれません。雨の日の散歩にはレインコートを検討しましょう。
犬用のレインコートには種類があり、選ぶときには何を重要視するかもそれぞれです。愛犬に合った物を選んであげて、雨の日でも楽しく散歩に出かけられると良いですね。