リード、ハーネスの選び方。散歩としつけでタイプを変える

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安全に散歩したい。どのようにリードやハーネスの選ぶとよいのかな?

今回は、このような疑問に答えていきます。

犬を散歩するときに必ず必要になるのがリードですね。そして、そのリードを付けるツールにとしてハーネスがあります。

  1. 安全に散歩ができるリード、ハーネスの選び方
  2. しつけをしたい場合のリード、ハーネスの選び方

この記事から学べることは上の2つの点です。。

リード・ハーネスと一口にいってもいろいろな種類があり、どんなものを選ぶといいのか迷ってしまいますよね。目的に合ったリードとハーネスを選ぶことをおすすめします。

そこで、散歩の時どのようなリードとハーネスがおすすめなのかをお教えしますので、ぜひリードとハーネスを選ぶときの参考にしてみてください。

目次

  1. 散歩用のリードを選ぶときは安全性と犬の大きさで決めよう
    • 安全に散歩する時に使う場合
    • 体格に合った大きさのものを選ぶ
  2. 伸びるリードは安全の面でおすすめでない
    • 伸びるリードで迷惑をかける例
    • 散歩は安全を最優先させる
  3. 犬の散歩におすすめなハーネスの選び方
    • 装着しやすいハーネスを選ぶ
    • 八の字タイプのハーネスがおすすめ
  4. ハーネスは引っ張り防止などしつけには向いていない
    • 引っ張り癖をしつけたい場合は首輪とリードの組み合わせ
    • しつけと散歩でハーネスをかえる
  5. まとめ

散歩用のリードを選ぶときは安全性と犬の大きさで決めよう

ハーネス

まずは犬の命綱とも言えるリードの選び方をご紹介します。リードもいろんな種類があり、スイッチひとつで伸びたり縮んだりするものや、遠い距離まで使えるロングリード、首輪にぶら下がっているだけのショーとリード、そして長すぎず短すぎず使える一般的なリードがあります。

安全に散歩する時に使う場合

散歩を目的として使うのであれば伸びるリードか一般的な長さのリードのどちらかを選びますが、使いやすく安全に散歩ができるリードなら伸びるリードではなく一般的な長さのリード一択です。

体格に合った大きさのものを選ぶ

一般的な長さのリードは大きく分けて大型犬用・中型犬用・小型犬用の3種類に分けることができます。大型犬用であれば太くて丈夫になり、小型犬用なら軽くて可愛らしいものが多いですね。

中型犬用になると大型犬用より小ぶりで小型犬用よりもしっかりしたものといった感じになりますが、それぞれ犬の体格に合わせて作ってあるので大きさが違うから丈夫さに不安が出るわけではありません。

そのため、大きさが大きければいいというわけでもないですし小さければ不安というわけでもありませんから、犬種や大きさに合わせて適度なサイズのものを選んであげましょう。

伸びるリードは安全の面でおすすめでない

散歩時のハーネス

一般的な長さのリードは極端に長いわけでも短いわけでもないので、適度な距離で安心して散歩ができます。しかし、こうした普通のリードはちょっと楽しさとしては物足りなく感じてしまい、のびのびと愛犬が散歩を楽しむことができるだろうと伸びるリードを選ぶことも少なくありません。

伸びるリードで迷惑をかける例

確かに、間接的に飼い主から離れのびのびと遠くまで走ったり歩いたりしている姿は気持ちがいいです。しかし、これは安全面では非常に危険で犬の命だけでなく周りの人たちにも不安や恐怖、そして迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。

POINT

  • リードが伸びることで他人の敷地に無断で侵入してしまう
  • 犬が苦手な歩行者に恐怖心を与えてしまう
  • 犬の突然の動きに反応することができず道路に飛び出してしまう
  • 他人や他の犬に飛びかかってケガをさせてしまう
  • リードが故障してロックがかからずコントロールができなくなる

最低でもこうした問題が起こり愛犬も周りの人も決して幸せな結果にはなりません。そのときはどんなに気持ちよく散歩ができているように感じても、こうした危険性を抱えながら使うのはいかがなものでしょう。

散歩は安全を最優先させる

リードは基本短くして敷地の侵入や他人・他犬には迷惑をかけないように気を付けているという飼い主もいますが、それでも突然のロックの故障でコントロールが効かなくなった場合、犬が走ればリードは伸び続けそんなつもりはなかった事故が起こります。

本当の意味で安全とマナーをもって散歩をさせるのであれば、飼い主の気持ちを満足させるリードではなく、安全に散歩ができるリードを選ぶようにしましょう。

犬の散歩におすすめなハーネスの選び方

人気1位トイプードル

犬の首に負担をかけずに散歩をすることができるアイテムとしてハーネスがあります。ハーネスにもいろんな種類がありますが、基本的には首輪と同じように引っ張ったり動いたりしても抜けないものを選ばなければなりません。

装着しやすいハーネスを選ぶ

外れにくいのはもちろんですが着けやすさも優れていないと、お散歩に行く前の着用だけで首につける部分なのか胴体部分なのかがわからなくてちょっとしたストレスになってしまいますよね。

ちなみに、私はハーネスは着用の仕方がわけわからなくて大嫌いでしたが、最近はとても着用のさせやすいハーネスがたくさん出てきてくれて助かっています。

八の字タイプのハーネスがおすすめ

そこで、着用させやすく外れにくいハーネスとしておすすめしたいのが八の字タイプのハーネスです。八の字タイプのハーネスは首の部分に輪っかを通して、胴の部分のハーネスをワンタッチで着用させるだけなので簡単です。

八の字ハーネスにも胴体を包み込むようなタイプのものや、紐のように細目のタイプのものまでいろいろありますが、できるだけ体に対する負担を軽減したいという場合は包み込むタイプのハーネスが対象になります。

また、どちらもサイズ調整ができるものを選ぶと体のサイズに合わせて微調整ができるので、固定サイズのものよりも扱いやすくおすすめです。

ハーネスは引っ張り防止などしつけには向いていない

レインコートの選び方

ちなみにハーネスは犬の体を自然に支えるような作りになっているので、当然引っ張っても犬に衝撃がいくこともなく体への負担の心配がありません。

そうした点が人気となっている大きな要因ではありますが、もし引っ張り癖をどうにかしたい、グイグイ引っ張って困っている、散歩しながらしつけもしたい、といったようなケースには不向きです。

引っ張り癖をしつけたい場合は首輪とリードの組み合わせ

まず引っ張りについてですが、ハーネスは犬が動きやすいようにサポートするような形で作られているので、引っ張ってほしくない犬に対して着用するのはもっと引っ張ってもいいよと言っているようなものです。

また、作り的に引っ張りを許可するだけではなく、しつけにおいて必要な「NO」を伝えることもハーネスではできません。

もし、引っ張りを直したい・防ぎたいといった目的があるなら、それは散歩の時間を使ってコントロールしていく必要があり、引っ張らないように指示を伝えるには首輪とリードによるショックが絶対になります。

これをリードショックと言ってリーダーがルールを守らなかった下の犬に対して首を軽く噛む様子を表現したものです。リードショックをすることで犬の意識を飼い主に向けたり、NOを伝えることをしていきます。

しつけと散歩でハーネスをかえる

一方ハーネスはそうしたことを目的としていないので、飼い主に意識を向けることもNOを伝えることもできない、つまりしつけに不向きというわけです。

このようにハーネスはしつけという目的では使うことができないので、ハーネスはしつけ目的ではなく思い切り散歩を楽しみたい場合に選ぶようにしましょう。

まとめ

犬用リード

今回は散歩のときにおすすめしたいリードとハーネスについて、何を基準に選べばいいのかご紹介しました。

POINT

  • リードは犬の大きさによってサイズを決める
  • リードを選ぶ際は安全性を第一に考える
  • 伸びるリードは故障やとっさの行動に対処しきれないので危険
  • ハーネスは八の字タイプだと着脱させやすい
  • ハーネスを選ぶ際はサイズ調整ができるものが安心
  • ハーネスは指示を伝えることができないためしつけには不向き
  • ハーネスは散歩を思い切り楽しみたい場合に選ぶ

こうしたことを意識してリードやハーネスを選ぶと犬や周囲の人への安全確保につなげることができます。

デザイン性ばかり重視していたために安全面が疎かになった結果、散歩中にハーネスとリードの接続部分が壊れてしまったり、ハーネスが犬から抜けてしまったりリードが千切れてしまうといったことは絶対にあってはならないことです。

そうしたことのないようまずは安全面を重視して選ぶようにし、デザインはその次に考えて危険から愛犬を守ってあげましょう。