フレンチブルドッグの飼い方や生活
ブサカワで人が大好きなのが人気の理由。鼻が上を向いているところが特徴だわ。
ただし飼い主は気をつける点がたくさんあるぞい。しっかりとお世話する必要があるんじゃ。
そうね。では学んでいきましょう!
鼻ペチャで愛嬌のある顔が可愛いと人気のフレンチブルドッグ。人が大好きで懐っこく、ひょうきんな性格をしているので、家庭にたくさんの笑顔を与えてくれる犬種です。
そこで今回はそんなフレンチブルドッグの飼い方や生活についてご紹介していきましょう。
フレンチブルドッグの飼い方
フレンチブルドッグは明るくて非常に穏やかな性格をしています。また、陽気で活発な一面もあり、いつも飼い主さんを楽しませてくれるでしょう。人が好きで甘えん坊な性格をしているため、少し寂しがり屋でもあります。
フレンチブルドッグは他の犬のようにしっぽで感情が読み取れないので、飼い主さんが表情からしっかりと気持ちを汲み取ってあげることが大切です。
元々のルーツは名前からも分かるようにブルドッグです。ブルドッグは闘犬としての役割があったので興奮しやすい性格をしています。
そのブルドッグから凶暴な性格を改良して作出されたのがフレンチブルドッグですので、基本的には穏やかな性格をしていますが、興奮しやすい傾向があります。
また、かなりパワフルな犬種ですので、しっかりとしたしつけが大切です。気性が荒いわけではありませんが、がっしりした体格と興奮しやすい性格のせいで、悪気なく他人や他の犬にケガをさせてしまいかねません。
しつけが重要な犬種ですが、好奇心旺盛で遊びが大好きなので、時々脱線してしまうこともあります。フレンチブルドッグのしつけでは、根気強く向き合ってあげるようにしましょう。
食いしん坊なのでしっかり褒め、時にはおやつを与えてしつけをしてみると良いかもしれませんね。また、育てる環境や個体差はありますが、吠え癖はひどくない犬種ですので、集合住宅などでも比較的飼いやすいでしょう。
フレンチブルドッグには、硬くて短い毛がびっしりと生えています。この毛は抜けやすく、室内の掃除は少し大変かもしれません。
こまめにブラッシングを行ってあげたり、掃除をしたりすることが必要になってきます。また、フレンチブルドッグは非常に皮膚が弱く、皮膚炎を起こしやすい犬種です。
ブラッシングの際には、皮膚炎を起こしている箇所がないかしっかりチェックしてあげましょう。
フレンチブルドッグの生活
では次に、散歩やお手入れなど、フレンチブルドッグとの生活スタイルをご紹介します。
フレンチブルドッグに必要な運動量
フレンチブルドッグは遊び好き。それに体格もがっしりしていて筋肉質です。ですが、その見た目には反して、それほど多くの運動量を必要としません。
1日1回か2回、15~20分のお散歩に連れて行ってあげると良いですね。フレンチブルドッグは暑さに非常に弱い犬種です。
ブルドッグのように鼻が短い短頭種は呼吸がしにくく、暑いときに激しい運動をするとさらに呼吸がしづらくなり体調を悪くしてしまいます。
そのため夏場の散歩中や、遊んでいるときには常に呼吸状態をチェックしてあげる必要があるでしょう。
フレンチブルドッグのお手入れ
フレンチブルドッグは顔にしわがあります。しわのある犬種はそのしわに汚れがたまり皮膚炎の原因となることが多いものです。
日常でも顔のしわの間が汚れていないかしっかりとチェックし、拭き取るなどの日常ケアを行ってあげてください。
また、フレンチブルドッグは短く硬い毛が非常に抜け落ちやすい犬種です。毎日のブラッシングも欠かせません。
ブラッシングをこまめに行うと、室内の抜け毛を少し減らすことができ、掃除の負担が減らせますよ。
また皮膚トラブルや抜け毛が多いので、定期的なシャンプーも欠かせません。皮膚を清潔に保つためにも、月に2回程度は洗ってあげましょう。
フレンチブルドッグに適した環境
次に、フレンチブルドッグに適した生活環境についてご紹介していきます。環境にも気を配ってあげて愛犬が過ごしやすいようにしてあげてくださいね。
暑さに弱い
先程もお伝えしましたが、フレンチブルドッグは短頭種という鼻の短い犬です。それがまたユニークで愛嬌のある容姿となっているのですが、息がしにくいという難点があります。
そのため夏場の暑さには非常に弱いもの。日本は高温多湿な環境なので特に注意が必要です。夏が近づいたら早めにエアコンを入れてあげる、日中の散歩は避けるなどの配慮をしてあげましょう。
一緒に居る時間を作る
人が大好きなフレンチブルドッグ。性格は甘えん坊で寂しがり屋なところがあります。そのため、長時間の留守番が続くとストレスを溜めてしまうことも。忙しくても、愛犬と一緒に過ごす時間をしっかりと作ってあげてくださいね。
滑りにくい床にする
フレンチブルドッグは、ヘルニアになりやすい傾向があります。床がフローリングなどでは滑って負担をかけてしまい、ヘルニアになりやすくなってしまうので、カーペットを敷くなどして滑りにくくしてあげる工夫が必要です。
フレンチブルドッグの食事で気を付けたいこと
愛犬が食べる毎日の食事。食事と健康は密接な関係にあります。そこでフレンチブルドッグが食事を摂るうえで気を付けたい点をご紹介しましょう。
食べすぎ注意
フレンチブルドッグは非常に食欲旺盛な犬種です。食いしん坊なのでたくさん食べ物を欲しがることもあるでしょう。
愛犬がおねだりする顔や仕草が可愛くてついつい与えたくなる飼い主さんの心理はわかりますが、要求のままに与えていると食べすぎ、肥満になってしまいます。
おやつやドッグフードの量には注意して、適正体重を維持できるようにしてあげてくださいね。
アレルギーに配慮したフードを選ぶ
アトピー性皮膚炎などの、皮膚トラブルが多いのもフレンチブルドッグの特徴です。そのため、ドッグフードは皮膚炎に配慮したものを選ぶことをお勧めします。
皮膚のケアができる栄養素には、炎症を抑える効果のあるEPAやDHA、皮膚のバリア機能を高めるビタミンB群に分類されるパントテン酸やナイアシン、イノシトールなどがあります。
また、ビタミンCやEには抗酸化作用がありますので皮膚の老化を防いでくれます。これらの栄養素が含まれているものを選んであげることで、ドッグフードによる症状の緩和、改善、予防が期待できますよ。
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フレンチブルドッグの飼い方についてまとめ
今回はフレンチブルドッグの飼い方や、生活についてご紹介しました。愛嬌のある容姿やひょうきんな性格で飼い主さんを和ませてくれるフレンチブルドッグ。
飼い方や生活に注意して、愛犬がより長く健康で暮らしやすいように心掛けてあげましょう。
フレンチブルはやはり呼吸には気をつける必要があるな。ゼイゼイしている状況をよく見るじゃろ。
あとは食いしん坊なイメージがあるわ。肥満には気をつける必要があるため飼い主のしつけが重要ね。