偏食や少食の小型犬におすすめのドッグフード5選

ドッグフード

愛犬がドッグフードを喜んで食べてくれない。新しくしてもすぐに飽きちゃう。どうしたらいいかな?

今回はこのような悩みに答えていきますね。食べてもらうにはひと工夫したらいいと思います。

  1. 出しておく時間を決めて、それ以外は片付ける
  2. あまりおやつを与えない
  3. 食べやすくしてあげる
  4. 食べさせてあげる
  5. トッピングなど

この5つに気をつけると、ドッグフードを食べてくれるようになります。

特に小型犬は偏食や少食など食いつきの問題が多いですよね。愛犬がガツガツと喜んで食べている姿を見たいと、フード選びに四苦八苦している飼い主さんも多いのではないでしょうか。

この後、ドライフードではなかなか食べてくれない愛犬におすすめのドッグフードについて詳しく説明していきますね。

目次

  1. 小型犬がドッグフードを食べない理由
    • 美味しい食べ物の味を知ってしまった
    • わがままに育った
    • 元々が少食である
    • 老化による
    • ストレスのために食欲がなくなる
    • 病気が原因のため
  2. 小型犬にドッグフードを食べさせるには
    • 時間が経ったら下げる
    • 美味しいものをすぐに出さない
    • 温める、ふやかす
    • 飼い主さんの手から与える
    • トッピングをする
  3. どうしても食べない小型犬にはドライフードよりウェットフード
  4. ドライフードよりウェットフードの食いつきが良い理由
  5. 偏食や少食の小型犬におすすめのドッグフード
    • ブッチ ドッグフード
    • カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ
    • CoCo Gourmet(ココグルメ)
    • 鹿肉麹熟成
    • YumYumYum!(ヤムヤムヤム)
  6. 小型犬の偏食や少食まとめ

小型犬がドッグフードを食べない理由

ドッグフードを食べない

小型犬がドッグフードを食べない理由は様々。我が家も何度かドッグフードを変えています。病気や体調によっても食べないことはありますよね。

それ以外では主に次のような理由が挙げられます。

美味しい食べ物の味を知ってしまった

小型犬はグルメな犬が多いものです。美味しい味を知っていることも多く、ドッグフードの味が気に入らないと食べないことが多々あります。

いつもおやつばかり食べているとドッグフードを食べなくなってしまいます。

わがままに育った

室内で飼われていることがほとんどの小型犬は、人が食べるものをもらう機会も多いでしょう。食べないからといって、次々新しいものや美味しいものを与えていると、待っていればもっと美味しいものが出てくると考えドッグフードを食べなくなってしまいます。

元々が少食である

体が小さい小型犬には元々少食な犬も多いです。特にチワワやポメラニアンなどは食の細い犬が多い犬種。犬は基本的に食べることが好きですが、そういった犬たちは、食べることにあまり興味を示さないことがあります。

老化による

人も加齢によって脂っこいものが苦手になるように、犬も年をとると、老化により消化吸収能力が衰えてきてしまいます。そうすると食欲が落ち、今まで食べていたドッグフードを食べなくなることもあるでしょう。

ストレスのために食欲がなくなる

犬は人が思っている以上に繊細な動物です。特に小型犬は神経質。ストレスを抱えると食欲がなくなってしまうケースもあります。食欲だけでなく体にも異変が起きることがあるため、ストレスを与えないように気をつけましょう。

病気が原因のため

なんらかの病気によって、食欲がなくなっていることもあります。歯が痛いなどのトラブルも考えられますね。突然食べなくなった、下痢や嘔吐をしているなどの症状がある場合には、動物病院を受診しましょう。

小型犬にドッグフードを食べさせるには

ドックフードを食べる

病気や体調が悪い時を除いて、ドッグフードを食べない小型犬に食べさせるにはどのような解決策があるかご紹介しましょう。

時間が経ったら下げる

いつまでもご飯を出しっぱなしにしていると、犬はいつでも食べられると思い、気が向いたときにしか食べなくなってしまいます。

食事を与え、しばらく時間が経ったら一度片づけるようにしてみましょう。そうすることで、今食べておかないと次のご飯までもらえないと判断し、きちんと食べるようになることもあります。

美味しいものをすぐに出さない

愛犬がご飯を食べてくれないと心配になってしまう気持ちはわかります。ですが、子犬や老犬、病気の犬を除き、1食食べなかったからといって倒れてしまうようなことはありません。

ドッグフードを食べないからといって、すぐにおやつや人が食べている物を与えていると、犬は待っていればもっと美味しいものが出てくると学習し、どんどん食べなくなってしまいます。

ドッグフードをすぐにコロコロと変えるのも同様です。時には、グッと我慢して食べるのを待ってみるのも大切です。

温める、ふやかす

温めたり、ふやかしたりすると、愛犬の食いつきが良くなることがあります。温度が上がることで匂いが立ち、食欲が湧きます。

ポイントは人肌程度に温めること。熱すぎるのはNGです。また、ふやかす場合には、水分の中に栄養素が流れ出ているので、ふやかした水分を捨ててしまわないようにしましょう。

飼い主さんの手から与える

いつものドッグフードに飽きたり、初めて与える食事の場合など、愛犬が食べないときには飼い主さんの手から与えてみるのも一つの方法です。お皿から食べないときでも、飼い主さんの手から直接与えると不思議と食べることがあります。

トッピングをする

どうしても食べてくれないときには、手間や費用は掛かりますが、ドッグフードにトッピングをしてみるのも良いでしょう。

工夫のポイント

  • 栄養バランスを考え、ドッグフードがメインになるようにすること
  • 肥満にならないようトッピングした分フードを減らす
  • トッピングの部分だけ食べることもあるのでしっかり混ぜる

どうしても食べない小型犬にはドライフードよりウェットフード

ウェットフード

保存が効く、歯石が付きにくい、手軽に与えられるなどのメリットがあるので、愛犬にはできればドライフードを食べてもらいたいものです。

ですが、どんなドッグフードを与えてもなかなか食いつきの良いドッグフードが見つからないこともあります。

POINT

  • ドッグフード探しに疲れた
  • ドッグフードを食べないので人が食べている物を与えている
  • ウェットフードをトッピングしないと食べない

このような悩みを抱えている飼い主さんには、ドライフードより食いつきがアップするウェットフードもおすすめです。

トッピングや手作り食は、飼い主さんの手間が掛かります。忙しい飼い主さんには負担になってしまうこともあるでしょう。また、手作り食だけでは必要な栄養素が不足している可能性もあります。

ドッグフードを食べないからと、人が食べている物を与えたり、おやつばかり与えたりしているよりは、しっかりと必要な栄養が摂れる総合栄養食のウェットフードの方が愛犬の健康にメリットがあります。

ドライフードよりウェットフードの食いつきが良い理由

ドッグフードを選ぶポイント

基本的に、ドライフードは加熱処理がされています。そのため、風味が落ち、食いつきが悪くなってしまうことが多いです。安価なドッグフードは食いつきを良くするため、動物性の脂を吹きかけ、臭いをつけています。

プレミアムドッグフードは愛犬の健康を考え無添加で作られていますので、意外と食べてくれないこともあるでしょう。もちろん、素材の風味を生かした食いつきの良いものもたくさんあります。

ですが、人も健康的な薄味の食事より、味付けの濃いものやジャンクフードの方が食欲が出ることがありますよね。犬もそれと同じなのです。

また、ドライフードよりもウェットフードの方が、当然水分量が多く、嗜好性が上がります。どうしてもドライフードを食べてくれない愛犬にはウェットフードを試してみるのもおすすめです。

偏食や少食の小型犬におすすめのドッグフード

おすすめドッグフード

なかなかドライフードを食べてくれない小型犬でもウェットフードやセミドライフードなら喜んで食べてくれることも多いものです。そこで偏食や少食気味の小型犬におすすめのドッグフードをご紹介します。

ブッチ ドッグフード

ブッチは生肉の水分含有度が70%と、高い水分量を誇るウェットフード。肉食に近い体の構造をしている犬にとって、最適なバランスで肉類を配合しています。そのため、生肉に近く、非常に食いつきが良いと人気です。

積極的に摂取したい必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸も含んでいます。また、非常に低カロリーなのも嬉しいポイント。

無添加で、アレルギーの原因となりやすい小麦や人口調味料、砂糖などは一切使用されていません。さらに、原材料は全て、世界一環境規制が厳しいとされるニュージーランドのものを使用しているので、愛犬にも安心して与えることのできるドッグフードです。

ブッチ
  • 生肉の水分含有度が70%と高い水分量を誇るウェットフード
  • 必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸も含んでいます
  • 非常に低カロリー
  • 小麦や人口調味料、砂糖などは一切使用されていません
  • 原材料は全て、世界一環境規制が厳しいとされるニュージーランドのもの
ブッチ ドッグフード公式を見る

カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ

ドライフードも非常に食いつきが良いと人気のカナガンから販売されている、カナガンウェットタイプ。驚くほどの食いつきっぷりだとの口コミが多く寄せられています。

その理由は、愛犬が大好きなお肉の香り。骨を抜いた新鮮な生肉チキンを、原材料の65%も使用しています。また、水分量を75%も含んでいるので非常に柔らかく、食べやすいので高齢の犬にもおすすめのドッグフードです。

野菜とフルーツも配合されていて、栄養バランスにも優れています。保存料不使用、グレインフリーで、 愛犬の健康維持をサポートします。

カナガンウェット
  • 骨を抜いた新鮮な生肉チキンを、原材料の65%も使用
  • 水分量を75%でやわらかい
  • 保存料不使用
  • グレインフリー
カナガン ウェットタイプ公式

CoCo Gourmet(ココグルメ)

ココグルメは加工がされたウェットフードとは異なり、新鮮食材を使用した、手作りのドッグフードです。必要最低限の加熱処理しか行っていないので、栄養素が破壊されておらず、しっかりと摂取できます。

自宅で手作り食を与える飼い主さんも多いですが、その場合やはり栄養素の不足が心配です。ココグルメは手作りのドッグフードでありながら、犬にとって必要な栄養バランスで作られた総合栄養食。

アレルギーに配慮しグレインフリー(穀物不使用)にもこだわっています。着色料や保存料などの添加物も一切不使用の新しい形のプレミアムフードです。

鹿肉麹熟成

鹿肉麹熟成は、新鮮でヘルシーな鹿肉を主原料にしたドッグフードです。鹿肉は牛肉・豚肉・鶏肉よりも低カロリーで、高タンパクな鶏肉と同等のタンパク質を含んでいます。また、肉類の中でもアレルギーを起こしにくいものです。

原材料は国産にこだわり、保存料や着色料は不使用の無添加で作られているので安心・安全です。また、良質な穀物を使用することで、エネルギー源や食物繊維を確保し、腸内環境のバランスも整えてくれます。

鹿肉を麹で熟成させているため、うま味も増していますし、指で砕くことができるくらい柔らかいので、食いつきが気になる犬や、消化吸収能力の低下してきたシニア犬におすすめです。

YumYumYum!(ヤムヤムヤム)

素材の香りと食いつき、安全性を追求して作られているヤムヤムヤム。ドライフードながら食いつきが良いと人気です。

今回おすすめしたいのはヤムヤムヤムの柔らかドライタイプ。しっとりとした半生タイプで、通常のドライフードでは食べてくれない犬やシニア犬におすすめです。

鰹節や昆布の天然素材を配合し、愛犬の食いつきにアプローチ。その風味は、ミシュラン一つ星シェフも推奨するほどで、ドッグフード特有の脂っぽい嫌な匂いがしません。

グレインフリーではありませんが、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んだ大麦、玄米が使用されています。原材料は全て国産で、添加物不使用のヒューマングレードのドッグフードですので、愛犬にも安心して与えることができます。

小型犬の偏食や少食まとめ

愛犬が喜んで食べる姿は飼い主さんにとっても癒しです。そのため、ドッグフードを食べないと、ついついおやつなどの喜んで食べるものを与えがちになってしまいます。

もちろん嗜好品や人の食べるものは美味しく、愛犬は喜んでくれるかもしれませんが、栄養バランスが気になるところです。

そこで、ドライフードを食べてくれない愛犬には、健康的なウェットフードやセミドライフードを与えてみてはいかがでしょうか。大切な家族である愛犬が、食事を楽しみながら少しでも長く元気で健康でいてくれれば嬉しいですね。

ドッグフード選びは愛犬の体調や病気、年齢等を考慮して選んであげると良いと思います。