ミニチュアダックスの飼い方や生活を解説

小型犬

ダックスちゃんは足が短いからお散歩が苦手に見えるわ

たしかに地面と体が近いから、注意が必要じゃな

ミニチュアダックスフンドは胴長短足でが特徴の犬種です。また、室内で飼いやすい大きさということもあり、ペットとしての人気も高いです。

今回はそんな人気の犬種、ミニチュアダックスフンドについてとの生活をご紹介します。

ミニチュアダックスフンドの性格

ミニチュアダックスフンドの性格をきちんと理解した上で生活をすることが重要です。

一般的にダックスフンドは、好奇心旺盛、運動好き、縄張り意識が強いという性格を持っています。また、毛の種類によっても性格は異なります。

毛色 性格
ロング 明るい、友好的
スムース 負けず嫌い、頑固
ワイヤー 協調性に富む

ダックスフンドは、サイズのバリエーションによって、3つの種類に分けられており、中間サイズにあたるのが、「ミニチュア・ダックスフンド」です。

種類

  • スタンダード(体重9kg~12kg・身高35cm~)
  • ミニチュア(体重~5kg・身高30cm~35cm)
  • カニヘン(体重3.2~3.5kg・身高~30cm)

ミニチュアダックスフンドの一日あたりの餌やおやつの量

ダックスフンドの餌の量

ミニチュアダックスフンドの餌とおやつについてご紹介します。

餌の与え方

一日あたりの餌の量は子犬の時と、成犬になってからで異なります。基本的に、子犬の時はペットショップで与えられえいたものと同じ餌、量、回数を与えるのが理想です。

例えば、ダックスフンドは、子犬と成犬で以下のような感じで差があります。また、餌の種類を変える時は新しい餌を少しずつ既存の餌に混ぜながら与えるようにしましょう。

餌の量

  • 子犬の時:40g/日(回数は3-4回)
  • 成犬:60g/日

おやつの与え方

毎日適量の餌を与えていれば、本来はそれで十分ですが、訓練の時などはやはりおやつは効果的な食べ物です。

おすすめは低カロリー、無添加のおやつ。もちろん、既成品のおやつでもいいのですが、以下のものがおすすめです。

POINT

  • キャベツの芯やきゅうりの先端部分
  • ターキーアキレス
  • まぐろジャーキー

食いしん坊な一面をもつミニチュアダックスフンドですが、体重が増加すると腰に負担がかかるので、おやつのあげすぎには注意しましょう。

また、野菜の芯などを与えるときは食べやすい大きさにカットしてから与えましょう。

ミニチュアダックスフンドに必要な運動量

ダックスフンドの運動

活発なミニチュアダックスフンドは小型犬ですが、日々の運動が欠かせません。

散歩について

ミニチュアダックスフンドはとても活動的な犬ですので毎日のお散歩は欠かせません。可能な限り、一日2度散歩に連れ出してあげましょう。

散歩には運動不足ストレス解消効果肥満防止などの効果があります。ただし、散歩の時間には注意が必要です。

脚が短いミニチュアダックスフンドにとって、夏場のアスファルトからの反射熱は大敵です。

熱中症を防ぐためにも、夏場は地面が熱くない時間に散歩に行きましょう。保冷剤などを首に巻いての散歩もおすすめです。

また、雨の日も注意が必要です。雨の日に濡れた地面の上を歩くと、前足についた汚れや雨水が胸の部分に付着し、汚れとなってしまいます。

対策として雨の日はカッパを着せてあげるなどすると、濡れたりせずに犬も気持ちよくお散歩を楽しめるはずです。

おもちゃを使った運動

活発なダックスフンドは室内にいる時もおもちゃなどを使ってよく遊びます。普通、犬はおもちゃで遊ぶときはおもちゃをくわえて首を振り回して遊ぶことが多いです。

しかし、ミニチュアダックスフンドの場合は前足でおもちゃを押さえつけながら遊ぶため、おもちゃを引きちぎって壊すことが多くなります。

したがって、おもちゃを与えるときには誤飲などをしても体に害のない、布製のぬいぐるみなどがおすすめです。

また、家族の靴下などをうっかり床に落としてそのままにしておくと靴下もミニチュアダックスフンドのおもちゃとなってしまうこともあります。

この点は飼い主からしたら困ったことですが、逆に言えば古くなった靴下をおもちゃ代わりに与えることも、できるということにもなりますね。

室内で遊ぶときの注意点

室内でも活発に遊ぶミニチュアダックスフンドですが、床や遊びの種類など気をつける点があります。

椎間板ヘルニアを防ぐため、床には敷物を敷くなどして滑りにくい床にし、ジャンプなどの上下運動や階段を登らせる、などの行為は避けましょう。

ミニチュアダックスフンドの日々のお手入れ

ミニチュアダックスフンドお手入れ

汚れが溜まりやすい垂れ耳のミニチュアダックスフンドは、定期的に耳の掃除をする必要があります。

イヤークリーナーという犬用の掃除用具があるので、週に1回ほどのペースで汚れをとってあげましょう。

歯磨きも耳そうじと同じ頻度で行うとよいです。習慣化された歯磨きは歯石予防にもなります。

ミニチュアダックスフンドと暮らすための住環境

今回はペットとして人気の犬種、ミニチュアダックスフンドについてご紹介しました。

脚が短いこの犬種は椎間板ヘルニアに十分気をつける必要があります。腰に負担のかからない環境を整え、体重管理をしっかりと行えば愛犬と楽しい生活ができるでしょう。

ミニチュアダックスフンドの授業を終えて

腰痛持ちは大変なんじゃ。わかる

博士の腰痛は年のせいだわ